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2007年7月29日

粉瘤治療「皮膚科・形成外科」

粉瘤ふんりゅう・アテローム)の疑いのある症状が現れた場合、何科の病院に行けば良いのか戸惑う方もいらっしゃるかもしれませんが、通常、粉瘤ふんりゅう・アテローム)の治療は皮膚科もしくは形成外科で行うのが一般的です。
また、粉瘤(ふんりゅう・アテローム)と判断できない腫瘍(おでき・できもの)ができた場合は、ひとまず皮膚科を受診してみましょう。
手術によって粉瘤(ふんりゅう・アテローム)を摘出しなければならない場合、形成外科では間違いなく手術の設備が整っていますが、皮膚科でも手術の設備が整っている病院も多くあるため、粉瘤手術が受けられます。
粉瘤は皮膚科形成外科でよく見られるごく一般的な良性の皮膚腫瘍のひとつで、特別めずらしい皮膚腫瘍ではないため、はじめて粉瘤治療を受けられる方でもまったく心配ありません。
炎症のある時は袋をきれいに取り出すことが困難なため薬を投与し、炎症が治まってから袋ごと摘出します。嚢胞(軟組織内に病的に形成された液状成分を持ち、液状成分周囲を固有の単層上皮に覆われている球状の嚢状物)をきれいに取らないと再発するので、完全に摘出することが最も重要です。
また、粉瘤(ふんりゅう・アテローム)が非常に小さく、気にならない場合は放置していても問題はありませんが、もしも顔などに発症した場合、傷跡が大きくならないように粉瘤(ふんりゅう・アテローム)が小さいうちに専門医の診察を受け、手術を受けるたほうが良いでしょう。

2007年7月30日

粉瘤(ふんりゅう)とは

まずはじめに粉瘤ふんりゅう)とは何か説明いたします。
粉瘤ふんりゅう)とは、皮下にできる良性腫瘍(できもの・おでき)の一種で、アテロームまたはアテローマとも呼ばれます。
粉瘤ふんりゅう)という名前はあまり聞きなれないかもしれませんが、特別めずらしい腫瘍(できもの)ではなく、誰でも一度くらいは発症すると言ってもいい程一般的な皮膚にできる腫瘍で、癌のような悪性のものではありません。(粉瘤画像はこちら
私も最近まで粉瘤アテロームアテローマ)というものはまったく知らず、数年前に以前からあった背中にシコリが気になって医師の診察を受けたときにはじめてその名を聞きました。
粉瘤ふんりゅう)は一般的に「脂肪の塊」と言われているそうですが、実は脂肪の塊ではなく、外皮から剥がれ落ちた垢などの老廃物の塊で、皮膚の下にできた袋状のものにその老廃物が溜まったものです。(下の粉瘤構造図参照)

粉瘤構造図

粉瘤ふんりゅう)は、身体のどの部分にもできる可能性がありますが、特に顔や首、背中や耳のうしろなどに多くみられる傾向があるようです。
粉瘤の主な症状は、皮膚表面に直径数mm〜数cmのコブのようなしこりができます。通常は痛みはありませんが、細菌感染を起こすと大きくなって赤く腫れ上がり、痛みを伴います。皮膚の下にできた袋の中に溜まっていた粥状ものが放出されると特有の臭いを放ちます。
また、小さな粉瘤は自然に消滅してしまうこともあるようです。
粉瘤ふんりゅう)を完全に治療するには、皮膚の下にできた袋自体を手術で切除する必要があり、袋を切除しないと再発することがあります。
もしも、粉瘤ふんりゅう)を長い間放置してしまうとコブシくらいの大きさになることもあり、切除後の傷跡が大きくなってしまいますので、治療は腫瘍(できもの)が小さいうちに受けたほうがいいようです。
もしも耳や顔、背中などの皮膚にしこりができたときは迷わず皮膚科や形成外科などの専門医の診察を受けるようにしましょう。

粉瘤(ふんりゅう)の症状

粉瘤ふんりゅう、アテローム)は体のどこにでも発症する可能性がありますが、特に顔や首、背中や胸、耳たぶ・耳のうしろなど上半身に多く発生する傾向があるようです。
(まれに陰部や足の裏・手のひらにも発症することがある)

粉瘤(アテローム)の主な症状

★皮膚表面に直径数ミリ〜数センチのしこりができ、半球体に盛り上がる。
★しこりの中央に黒っぽい点の開口部がある。
★しこりから臭い(悪臭)がする。


上記のような症状が現れたときは病院の皮膚科や外科などで専門医の診察を受けてみましょう。
また、粉瘤(アテローム)は、初期段階では皮膚表面上に症状が現れないことが多いためまったく気がつかないこともありますが、時間が経過してくると次第に肥大化します。
肥大化した粉瘤を無理やり手で押しつぶすと、皮膚内部にできた袋状の構造物からとても臭い粥状の物質が出てきます。その時、開口部から細菌感染し、赤く腫れ上がり、痛み、袋の部分に膿(うみ)がたまってしまうことがあります。(化膿、炎症を繰り返していると粉瘤の袋の壁から皮膚癌が発生することもごく稀にあります)
粉瘤(アテローム)を無理やり自分で搾り出すと外見上は小さくなりますが、皮膚下にある袋状のもの自体を完全に摘出しない限り再発するので、病院で摘出手術を受けるようにしましょう。
また、あまり大きくなるまで粉瘤(アテローム)を放置してしまうと、摘出後の手術跡が大きく目立ってしまうのでなるべく早めに摘出手術を受けたほうがいいでしょう。

粉瘤(ふんりゅう)の種類

粉瘤(アテローム・アテローマ)は良性の表皮性腫瘍※の一つで、真性粉瘤(しんせいふんりゅう)と仮性粉瘤(かせいふんりゅう)の2種類に大別されます。

真性粉瘤

真性粉瘤とは、何らかの原因により皮膚の表皮が真皮内に入り込んで袋状の構造物を形成してできる粉瘤(アテローム・アテローマ)のことで、医学的な腫瘍の種類では表皮嚢腫(ひょうひのうしゅ)といいます。ほとんどの粉瘤はこの種類です。

仮性粉瘤

仮性粉瘤とは、毛穴に垢や皮脂などで詰まったためにできる粉瘤(アテローム・アテローマ)のことで、医学的な腫瘍の種類では毛包嚢腫(もうほうのうしゅ)といいます。

感染性粉瘤

粉瘤は化膿することがよくあり、化膿した場合を感染性粉瘤(かんせんせいふんりゅう)といいます。
もしも粉瘤が化膿したり、大きくなってしまった場合は皮膚科や外科などの専門医の診察を受け、手術で切除したほうが良いでしょう。
あまり気にならない程度の粉瘤なら放置しても問題ないようです。また、自然に粉瘤が消滅してしまうこともまれにあるようです。

粉瘤が袋状の構造物に包まれてる時は炎症を起こさず、膿も出ないため、脂肪腫(皮膚の下や筋肉の間にできる脂肪の塊)と間違われることが多いようですが、 病院では、脂肪腫の摘出手術よりも粉瘤摘出手術のほうが手術件数ははるかに多いそうです。

※腫瘍(しゅよう, tumor)とは、もともと単に「腫れ上がる」という意味であるが、病理学上は新生物(neoplasm)とほぼ同義に用いられ、「自律的な増殖をするようになった細胞(cell)の集団」を意味する(異常な細胞増殖であっても、他律的に起こるものは過形成として区別される)。
<出典Wikipedia>

2007年7月31日

粉瘤(アテローム)の発症

数年前から背中に「おでき」のような物があることは分かっていましたが、痛みもないためにずっと放置していました。もちろんこの時点で粉瘤(アテローム)などという言葉は聞いたこともありませんでした。
以前は確か直径5ミリ程度だったはずの「おでき」がいつの間にか3センチくらいまで大きくなってきたため、さすがに病院に行って診察を受けないと安心できなくなってきました。
私の場合、発症箇所が背中の中央で、鏡で見なければ見られないために知らず知らずのうちに大きくなっていたようです。
(下の写真粉瘤画像

粉瘤画像

単なるオデキなら良いのですが、もしかして悪性の腫瘍かも・・・そんなことを思っている矢先、鏡で背中をみながら患部を揉んだり摘んだりしていると、盛り上がった腫瘍の頂点にある黒っぽい部分から何やら白っぽい物質が出てきました。
きっと腫瘍の中に溜まった膿か何かで、すべて搾り出せば治るのではないか?そんな軽い考えで搾り続けると、白っぽい粥状の物質がどんどん出てきて、良く見ると血も少し混じっています。
その様子はちょうど、歯磨き粉のチューブを搾り出すようにニョロニョロと患部から出てきて、かなりの量が出てきました。しかもその物質は何とも例えようのない悪臭を放ち、手に付いた臭いも軽く水道で洗った程度では落ちないレベルです。
それでも搾り続けていると、ようやく内容物を全部放出したのか膨らんでいた腫瘍もしぼんだため、あとは消毒して絆創膏でも貼っておけばおしまい・・・
そんな思いが病院嫌いの私の頭をよぎりましたが、さすがにこれだけの物が出てきたのですから心配になり、念のため近所の形成外科に行くことにしました。

粉瘤手術を受ける

ちょっと不安な気持ちで形成外科に行き、医師に症状を説明して患部を診察してもらうと、すぐさま「それはフンリュウだね」と軽く言います。
私はその「ふんりゅう?」という初めて聞く病名に頭を傾げましたが、医師のその軽い言い方から重大な病気ではないことを確信し、ちょっと安心しました。
医師は紙に漢字で「粉瘤」と書いて詳しく説明してくれます。粉瘤ふんりゅう)とは「アテローム」ともいい、明治時代の医者が「粉瘤」という名を付けたそうです。
粉瘤アテローム)は特別めずらしいものではなく、よくある良性の皮膚腫瘍のひとつで、私のように背中に発症することも多いことを聞き、さらに安心して説明を受けました。
医師が言うには、腫瘍の内部に溜まっていたものをすべて出しても、皮膚の下に袋ができていて、その袋自体を摘出しなければ再発するらしいのです。(あの臭い物質はその袋の中に収められていたようです)
「粉瘤の袋を摘出するって手術をするのですか?」私はそう尋ねると医師は「簡単な手術だから今から行います」と言い早速粉瘤手術の準備に取り掛かります。正直、中身を全部自分で出したてしまった今、あとは患部を消毒する程度だと思っていましたので「手術」と聞いて少し動揺します。
簡単な手術とはいえ、まさかその場で手術を受けるとは思いませんでした。それにその医師はかなり配のため、別の意味での不安も頭をよぎります(笑)。
そんな私の思いをよそに看護婦さんは背中の粉瘤の周りに局所麻酔を注射し、粉瘤手術開始です。
うつ伏せで寝ていると背中にメスが入り、その後、粉瘤の基である問題の袋を取り出しにかかっている様子が感じられます。
けっこう強い力で患部をグリグリと棒のようなものでかき出しているため、麻酔注射をしていても少し痛いです。しばらくして袋の摘出が終わり、6針ほど縫合して手術完了です。
粉瘤摘出手術に要した時間はおそらく30分ほどだったと思いますが、恐怖心があったため長く感じました。あとは毎日消毒とガーゼを取り替えるために通院し、1週間後抜糸して終了です。

粉瘤手術後の傷跡(粉瘤画像)

粉瘤アテローム)の摘出手術を終えて1年以上経過し、今では手術跡は画像のとおりほとんど気にならない程度です。
(左の写真が粉瘤発症時の画像、右の写真が現在の画像です)

粉瘤画像、傷跡

あの時、もう少し粉瘤が小さいうちに皮膚科や形成外科に行っていたら、粉瘤手術の傷跡は今以上に小さく、まったく分からないくらいまで回復していたのかも知れません。
すべての病気や怪我に対して言える事ですが、なるべく早く病院に行くことが一番だと改めて痛感しました。
今回、私の背中にできた粉瘤に関して言えば、粉瘤の内容物をすべて出しても皮膚の内部にあのような袋状のものが形成されていて、それを摘出しない限り再発することなど病院で医師に聞くまでまったく知りませんでした。
粉瘤(アテローム)は良性腫瘍(※1)なのでそれほど心配は要りませんが、単なる「おでき」だと思い込んでいた腫瘍が悪性腫瘍(※2)だとしたら・・・
たとえ些細なことでも、体に異常が現れたときは早めに専門医の診察を受け、適切な治療を施すことをおすすめします。

※1 良性腫瘍(りょうせいしゅよう)とは病理学的に悪性所見を持たない腫瘍のことである。

※2 悪性腫瘍(あくせいしゅよう)は、がん、悪性新生物とも呼ばれ、
他の組織との境界に侵入したり(浸潤)、あるいは転移し、身体の各所で増大することで生命を脅かす腫瘍である。
逆に、浸潤や遠隔転移をすることがなければ悪性腫瘍ではない。医学分野では、片仮名でガンとは表記しない。

(出典Wikipedia)

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粉瘤摘出手術とは

粉瘤ふんりゅう・アテローム)は皮膚下にある袋状の構造物自体を完全に摘出しない限り再発するので、形成外科や皮膚科で摘出手術を受けます。
粉瘤(ふんりゅう・アテローム)摘出手術は日帰りが可能なかんたんな手術で、手術の方法は、粉瘤(ふんりゅう・アテローム)の袋の周りに局所麻酔を注射して、袋ごと取り出し、縫合して完了です。
手術時間は、粉瘤(ふんりゅう・アテローム)がよほど大きなものでなければ約30分で終わり、手術後一週間ほどで抜糸します。
粉瘤(ふんりゅう・アテローム)の手術費用はおよそ1万5千円で、初診料や手術後の診察料を含めるとおよそ2万円ほどかかります(保険適用・3割自己負担、金額はあくまでも目安です)。
もしも細菌感染などで炎症を起こして膿が溜まってしまった場合は、袋をきれいに摘出することが困難になるので、炎症がなくなってから袋を摘出する手術を行います。
また、粉瘤(ふんりゅう・アテローム)手術には「くりぬき法」というかんたんな手術法もあり、粉瘤(ふんりゅう・アテローム)の部分にパンチで4ミリほどの穴を開け、その穴から特殊な器具を差し込んで内容物と袋を取り出します。この手術方法で粉瘤(ふんりゅう・アテローム)手術を行うと、傷を縫う必要がないため手術後の傷跡が小さく、ニキビ痕程度に抑えられるのが特徴です。

粉瘤(ふんりゅう)の原因

粉瘤ふんりゅう・アテローム)の原因はいまだ明らかになっていませんが、現時点で推測される粉瘤ふんりゅう・アテローム)の原因は以下のとおりです。
「皮膚への刺激のよる皮脂腺の異常」
「ストレスによる免疫力の低下」
「外傷などによって皮膚内部に表皮細胞(皮膚の表面の細胞)が入り込むために定着する(外傷性粉瘤という)」
「生まれつき嚢胞(のうほう)※1 を持っている」
「ニキビ跡やピアスの跡に発症」など

粉瘤(ふんりゅう・アテローム)の発症のメカニズムは、新陳代謝によって外皮から剥がれ落ちた表皮細胞が真皮層(皮膚の深い部分)に入り込み、袋状の壁が成形され、その袋の中に本来は垢として排出される老廃物が蓄積されておできのようなシコリとなります。
袋の中に蓄積された老廃物のはドロドロとした粥のような状態で、無理に押しつぶしたりすると中央の黒っぽい開口部から体外に放出されることもあり、内容物は独特の不快な臭いがあります。大きな粉瘤(ふんりゅう・アテローム)になると体外へ放出される内容物の量も多く、驚かれるもしれません。
また、粉瘤(ふんりゅう・アテローム)はニキビ性(脂性)の人や大人の男性に発症しやすいとも言われているようです。
もしも思い当たる点がある場合は、念のため皮膚科や外科など専門医の診察を受けてみましょう。

※1: 嚢胞(のうほう)とは、軟組織内に病的に形成された液状成分を持ち、液状成分周囲を固有の単層上皮に覆われている球状の嚢状物を指す(これが内容物が固体だと嚢腫と言う)。大部分において害は無く放置しても大丈夫とされるが、面積が大きなものや周囲の臓器との癒着を伴うもの等は手術による摘出を必要とする。また癌に変化するものもあるとされ、注意が必要である。類皮嚢胞・ 歯周嚢胞・歯根嚢胞・石灰化歯原性嚢胞・鰓嚢胞などがある。(出典Wikipedia)


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